Poetry |マグマ
無重力に浮かぶ玩具
無造作に脈打つ鼓動
間隙に見えたのは君の焔
割れた砂時計
堕ちた致死量の果実
幽玄の匣遊び
居なくたって回るって事は
こうして詠うくらいに
容易くでもなく分かってたんだ
愛が君を裏切らない様に
僕は君を裏切らない
歪んだ光握り締め
前へと進める筈なんだ
心芯を重ねて
雲間の眼が見定める
揺り籠の仮装劇場
救いと言って差し出された手は
犠牲にではないと
安易にでもなく分...