Poetry
失う事しか知らなかった幼さが 見つけた穢れ 朧月に夢見て 雫を連ねる 投じた布石に 痛みを隠した 連鎖する無意味な命 潔白のrequiem 溺れて…溺れて… 巧妙に君を奪う その高潔な血だけを愛した 真実は… 私の弱さ...

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こんな形でしか伝えられない自分でごめん 口を開けば不器用に傷つける言葉しか出ない 君だけが知る涙を 君だけが知る握力を… Dragに溺れた吸血少女 繊細過ぎる君は駆動する世界に翻弄される 刹那 殺意 痛みより退廃を擁した 君が忘れた靴は 歌の中に編み込まれている 透明の衣を纏い 心中する双子 虚ろな眼で 幾度もの死を妄視する君 Dolly Dolly… 失いかけの淡い死...

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壁に頭をぶつけ続けて 無知な世界を呪った 君が耐えて 堪えて 絶えた時間 時間・・・そう・・・時間 苦痛の掃き溜めに君達を使っただけ お互い様の話だろ 灰色に染まった世界を 毎日幻覚で見るよ 君を失って 無くして 亡くして 全部手に入れたんだ(笑) 凍えました 心得ました 瞬絶の虚無を 知らないふりをして 体温だけに綴るの貶せ 韻律に頼る貴様等 死ねば善い 乖離した夢幻 哀している...

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汚辱に敗した潔癖症 君を抱き 夢を抱き 而して弱さの余りが私だ PIERROTの病理学 君が生命体 掃除屋の心理 背理法で覆す 冷えた酒にしがみついて 生きてみたのかい? 何も無くても 傍に居てくれるかい? 知らないままに消えてしまいたかった 何も無い私を創りあげる為に生きたかった 相極の欠片...

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慕情を憎悪に変えて 呼吸を失う 虚空を切り裂き 翼に縋る 改行の生業 溶けて 解けて 諦念を棄てる 必要なのは…風 未だ埋もれた倉庫の中 移ろう事象の中 自らの焔に再度問う 覚悟はありますか? 幾何をなぞり、絶え絶えな弱さより 自身を今一度 脆弱な知能の無礼者達 僅かな蜜だけが糧の哀れ 時間の奴隷達 私に必要なのは…風 吹かせてみせようか? 霞の寒さと 濃緑の暑さ 郷愁の涙と...

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夜の海満ちて 群青の空を思う 誓い照らしては 暁に 揺らぐ想ひ 沼を乾上らせる焔 一つ 日迷い華 二つ 不埒な吐息 三つ 見慣れた微笑 四つ 夜露に濡れた鏡 五つ 囲炉裏の前で君に 六つ 無垢なままに触れる 七つ なぞれば近づく境界線 八つ 柔らかな雪 九つ 焦がれて落涙 十  凍傷になった眼球 緋の支配...

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脆弱な灯火 辛辣な横顔が唇を裂く 邪魔な存在達が邂逅を撫で合う 長い・・長い・・ 君を愛した日々 長い・・長い・・ 君を憎んだ日々 総てを忘れてしまうほどに長く・・長く・・ この世界に入院している 退院もできずに安住する 忘れたくて忘れたわけじゃない 無限ループ 無限ループ 山々が・・岸が・・安堵を忘れるように 所謂・・我々が罪...

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