Poetry
暗い箱を捜して僕は夜を歩き 冷たい風に吹かれては懐かしき日を想う 朝日に沈んでは昨日の未来に立ち竦み 貴女の生みたての体温を願う 明日の貴女を叶えて下さい 昨日の私で終らせて下さい 見上げた空に響くは残酷な唄 幾つもの昨日を重ねて数ある明日を捜す 大切に包み込んだ想いは綺麗に笑ってた 貴女の刻みたての傷痕を刺す 明日の私を捜す今日この頃 昨日の貴女を守る明日の私 最期の合図だよ 最高の笑顔...

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Don’t look at me!! 静かに…静かに…差しのべた手は振り払われ… 滴る血を笑いながら貴女は逃げた 穏やかに…穏やかに…伸びた背は切り落とされ… 背を曲げた老人は足を切られた 赤くにじんだこの目は貴女の視界に無くて 貴女の腕は熟れたこの躰の体温を知らず 甘く誘う様に舐めて歯を立てて引き裂いて 撃ち落とした愛なら柔らかく終わらせて 壊れる位愛しい貴女の指で 甘く酸っぱいトマト...

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傘が二つ折り重なった 君の目は涙に腫れ つまんだ服の先 赤 白 黒 傘が一つに折り重なった 静寂は騒音を越える 君は迷路を迎え 破滅の脆弱を導く 真実のベルが鳴り続ける 紅い果実の香が僕等から明日を奪う 記憶はパズルで埋まる 切り取った現実はいつも僕等を殺した 傘が壊れた 雨上がりの報酬...

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Desert rose... はしゃいだ日々は夜を迎えたのですか? 広げて 貴方が描いた、二人の甘い日々を 届かない想いなら 貴方ならどうしますか? 私なら…きっと 打ち墜とすでしょう 貴方と出会う為に、生まれたのだと信じても良いですか? 朝焼けは白い華。生きてく意味を分けて下さいますか? Deep hurt... 貴方が口づけた、私の深い罠は たった一つ 夢見て孤独を背負い酷く哭いた 単...

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けれどもう…どうにかなっちゃうかもね 君の腕に無数に広がる注射の跡を除けば こんなにも悶えてるのに知らないなんて 泣いちゃう位に貴方の其れ恍惚の微笑み 禁断の美少女カラクリは渦の僅かな香り 血だまりに写っているのさ背徳の殉教者 悲しみは汚れた魂の欠片だと… 案外に簡単かもしれない殺戮… 求め合う事ばっかりだった夢… 僕の首をもぎ取ってあげよう… 煙にまかれた…虚露死愛...

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撫でて欲しかったの じっとじっとうずくまって 腕を切ったナイフに 滴る血を舐めとった 後何度眠れば朝とお別れができる? ボヤけたシミが流れた時を知らせた 二つの並んだ影法師 走って背伸び背比べ 狂信脆弱見通しタダ 行方不明のチェリー もう虹に触れたりしないのですか? ”風”を信じる事を止めたのですか? 紅い風が流れます 白い風が流れます 貴女は細切れに吹き飛んだ お口にいっぱいのチェリ...

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君を愛した 確かに愛した 温かかった 優しかった 線上に重ねた想いも 綴った儚い囁きも 同じ道に続けてよ 君の咲く道に 君が立てば良い 君が笑えば良い 木漏れ日を抱いて 君が歩けば良い 比べる日なんて無い 忘れる日なんて無い 君想わず眠る日なんて無い 置き去りの贖罪 君を愛した 君を愛するfragile...

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