Poetry | Bloody Cherry
撫でて欲しかったの
じっとじっとうずくまって
腕を切ったナイフに
滴る血を舐めとった
後何度眠れば朝とお別れができる?
ボヤけたシミが流れた時を知らせた
二つの並んだ影法師
走って背伸び背比べ
狂信脆弱見通しタダ
行方不明のチェリー
もう虹に触れたりしないのですか?
”風”を信じる事を止めたのですか?
紅い風が流れます
白い風が流れます
貴女は細切れに吹き飛んだ
お口にいっぱいのチェリ...