Poetry |シンプルラブ

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起きる 憂鬱が生活を埋めている
喫煙  刻を空気で区切ってゆく

生まれたての朝焼けを喰らい尽くす
光る ブランコの角
たちこめる霧が 喰らい尽くす
喰らい尽くす

爪先立ちで生きてゆく事の
愚かさや 辛さや 不器用さを
眠ったままの時計が 針を刺す
針を刺す

ふとした邂逅の瞬間
開いてゆく刻を覚えたよ

恋の名に戸惑いを
愛の名に恥じらいを
そうじゃないでしょ
至ってシンプル

君が生まれたその街に
雪解けの水が流れる
その儚さを憂うより愛そう

例えば君の絶望が
僕の接触を拒んでも
君に触れる事を止めないと誓うよ
例えば歪に尖った心が
僕を突き刺しても
君の隣りで咲き誇ると誓うよ

2009/12/30 Written by漣 風華

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