DropboxのサービスダウンとownCloud導入

この記事は一年以上前の記事です。

Dropboxで世界的なサービスダウンが起きました。

日本時間の2014/1/11から始まり、約二日間ほどサービスが使えない状態が続きました。

Dropboxは世界中で愛用されているオンラインストレージであり、
あらゆるデバイス・プラットフォーム上でファイルの同期が行えるので、個人・企業を問わず様々な用途に使用されてきました。
それだけに今回のサービスダウンは利用者とDropboxに大きなダメージを与えてしまいました。

私もDropboxで様々なファイル(ソースや画像、動画等)のバックアップに使用させていただいており、色んな人に紹介もしてきたDropbox愛用者の一人です。


今回の出来事から、オンラインストレージの使い方を再度考え直してみました。

Dropboxのメリット

Dropboxを使うと、あるファイルを変更すると、別のデバイス(パソコンやスマートフォン等)のファイルも自動で更新されます。
更に数世代前のファイルまでさかのぼる事も可能です。
この辺りは他のオンラインストレージと変わりません。
Dropboxのメリットは、そのデバイスの多様性と使いやすいUIにあります。
Windows, Ubuntu(Linux), Android, iOS・・これらが私がメインで使用しているものですが、そのどのプラットフォームでも公式アプリで使用が可能です。

Dropboxのリスク

Dropboxはローカルファイルをクラウドにアップロードする事で同期を行っています。
つまりDropboxのサーバーには自分のパソコンのファイル(Dropboxと同期を行っているもの)と同じものがあるという事になります。
この事そのものが一つ目のリスクです。

Dropboxの同期はDropboxのサーバーを介してのみ行われます。
これが今回の出来事で、多くの阿鼻叫喚を生んだ根本の原因です。
Dropboxのサーバーが一部機能しなくなった事で、同期がとれなくなり、みんなが困ったわけです。

余りに便利なサービスである為に、多くの人がDropboxに依存し、Dropboxが躓いた事で大転倒する人が続出したわけです。
誰が悪い・・とか、そういう話はここではしません。

ベストは無いがベターを考える余地は十分にある。

解決策ではないが、万が一に備えて色んな方法を考えておこう。

  • Dropboxだけに依存しないように、複数のオンラインストレージを使用する。
    また同期を重複させることでリスクを軽減する。
  • ミラーリングソフトと外部ストレージ(USBメモリやSSD, HDD等)と同期させる。
  • NAS(Network Attached Storage)を使ってバックアップする。
    二つ以上あると安心ですね。

どれもベストではないけれど、今よりはベターになるのではないだろうか。
(私はバックアップが無いと不安で眠れない、バックアップノイローゼ(勝手に作りました)なので、少々やりすぎなところもありますw)

その他の選択肢として・・

  • バックアップを諦める。
  • 全て記憶する。
  • Dropboxと心中する。

なんかが考え付きますが・・(すみません。冗談です。

私のとった選択肢

結局私が採用した選択肢は上記のどれでもありません。

  • WEBサーバーを使用している。
  • サーバー容量に余裕がある。
  • 見られて困るファイルがある。
  • 少なくともWindows, Ubuntu, Android, iOSでの操作が可能である必要がある。
  • 結局全部自分で管理したい。

こういう変態で偏屈爺な私(とくにリストの後半)に最適と思われるものがこちら。
ownCloud.org | Your Cloud, Your Data, Your Way!
自分のサーバーを使ってDropbox風のサービスを立てればいい、その為のソフトウェアです。

ownCloud導入

ソフトのインストールはいたって簡単。
私の場合はさくらVPS(CentOS6)にリポジトリを追加してインストールコマンド打ち込んだだけです。
インストールしたownCloudをWEBから見えるように、ドメイン設定をして、更にSSL通信(といっても自分しか使わないのでオレオレ証明書です)できるようにしました。
あとは使っているパソコンやスマートフォンにアプリをインストールしたら出来上がり。

ownCloudの感想

十分使いやすい。動作速度も軽快。
なんといっても自分で管理できる。セキュア通信&暗号化も出来るのでサーバー屋さんに見られる事も無い。素晴らしい!
ファイルだけでなく、連絡帳やスケジュール管理もできます。更にユーザー設定も使用できて、複数人での使用も可能(権限設定も可能)です。
まさしくownCloud。
前々から導入しようかどうしようかと迷っていたけど、漸く踏ん切りがつきました。

私の場合は、元々そんなに大きなファイルを管理したりはしないので、小さなサイズのファイル(主にプログラムとデザイン系)が大量にある感じです。
ownCloudの主な用途がそれらのファイルのバックアップなので、機能的には十分です。

ownCloudがDropboxも包含する形で構成(というかownCloudにアプリを追加)しているので、ひとまずこれでバックアップは安心・・かな。

最後に

あ、勿論・・サーバー?何それ?おいしいの?って人にはownCloudは不要ですよ。(今のところ)

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