Poetry |逢い引き

この記事は一年以上前の記事です。

出会いは幽玄の欠片
想いは硝子の破片
それもこれも嘘だったのかしら

一つ一つと刻を重ねて
幾度と躰を重ねて
私の涙を舐め取ったアナタ

雨に塗れても
毎日アナタを待っていたわ
そをな私でも
時間を忘れて待っていたわ

憂いを帯びた蒼空の青に
アナタの笑顔が見えたような
そんな気がしたの

虚空を仰いでは
探していた人に出逢えたのは
私だけの思い違いかな

元々が一つの魂だった
アナタを待っていたわ
子守歌を探しては
また土に還る日を待っていたの

憐れな私を抱いてください
一時の嘘でも許されるでしょう
二人の真ん中を繋ぎ合わせて
物語は歪に加速してゆく

世の果てに似ている
アナタの漆黒の瞳に惹かれて
ただ惹かれて
それは幽玄のうたかたに似ていたの

2009/11/03 Written by漣 風華

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