一人旅-Part6

この記事は一年以上前の記事です。

前回の最後で、ホテルでゆっくり過ごした私は
博多をサクッと出ることにしました。

電車に乗って長崎方面に向かいました。
と言っても実際には長崎まで行っていないですがw

途中九州の(路線的な)中心、久留米の街並みを眺め、更に進むと・・港町が見えてきました。
私は瀬戸内海出身で、尾道に縁のある人間なので、無性にワクワクしていました。
すると電車は佐世保にとまりました。
早速電車を降りて、佐世保の街を散策♫

尾道を大きくしたような港町。
海の匂いが漂う、とっても落ち着く街に胸が高鳴っていました。



商店街に入ると、人が沢山^^
その中をブラブラ歩いていると、女の子が一人で路上ライブしていました。
一度遠目にその子を見て、商店街を進みましたが、
どうにも気になってその子のところに戻り、ゆっくり音楽を聴かせてもらいました。

私は小学生の時にバイオリンを、中学でトランペットを、高校でギターを、大学でトランペット(ジャズ)をしてたので音楽は演奏も聴くのも好きなんです^^
その子と少し話を交わしたり、またその子が演奏するのを聴いたりしていました。
何時間経ったのか分からないけれど、夕方になると彼女は楽譜を閉じて、周りの人達に言いました。

「今夜、私の大切な男性のライブがあります。
お時間のある方はお越しください。
今からでしたら、私がご案内いたします。」

時間・・時間ならいくらでもあるw
ということで、案内してもらいました。


ライブハウス。ジャズを途中で辞めてしまって以来、足を踏み入れなかった場所に案内されました。
何組かの合同ライブなので、観客も沢山いました。

私はまったりしながら、皆様の演奏を聴かせていただいていました。
そして、彼女の大切な男性(彼氏)は最後でした。
彼は二曲ほど演奏した後、話し始めました。

「僕には大好きな祖父が居ました。
音楽を人に聴いてもらえるようになって、僕は祖父の為に一曲作ろうと思いました。
しかし、先日・・
この曲ができた直後に祖父が亡くなり、結局聴いてもらうことはできなかった。
けれど、僕は今ここに居るから、みんなにこの曲を聴いて欲しい。」

彼の弾き語り。
私の胸には刺さらなかったけれど、”この曲は好きだ”と思わせてくれました。
ライブの最後、彼は私のところに歩いてきてくれて、握手を求めました。
幼い頃から人前に出るのが多かったのですが、なんだかその時は照れてしまいました^^;


そしてライブは終わり、みんなは解散していきました。
私は泊まる場所を探して、ようやく一軒のホテルを見つけて泊まりました。

そのホテルに着いて、携帯の充電を入れると・・一人の女性からメールが

「もう・・何もできない。
一緒に死なせて。」

つづく

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