Arrogance
鳥は空を恐れないという
「飛び交う弾丸が見えないから」
果たしてそうだろうか?
実はその弾丸が見えていて、射手の元へと辿り着き、その肉を啄む為に飛んでるとしたら?
悟った顔をして人の過ちを自らの手柄に仕立て上げる手腕は見事だが
その実、恐れを抱いて掴まれた腕を振り解いた瞬間に飛んだ刃が相手に当たっただけだとは思わないのか?
「だから言っただろう」「それ見たことか」
ありきたりの台...