Poetry |早朝の葬列

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かき上げる黒髪も
柔らかな指の肌も

総てを包みたくて手放した

ずっと
其れに捕らわれたまま
きっと
貴女を夢見たまま

一緒に過ごした連日連夜
白くなった貴女に
涙がとめどなく流れます

意味を求め続けては
果てない道を知り
拳を握り締めては
血の汗を流しながら歩いた

小さな鼓動を大切に
あと少し
貴女の胸で眠らせて

2009/10/31 Written by漣 風華

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