一人旅-part13

この記事は一年以上前の記事です。

前回
の続き

記念館から下る坂道を歩いている途中
対向車線からクラクションが!

一度目は気に止めなかったのですが、二度鳴らされた時は視線を感じたので、顔を向けると
知らないおじさんがこちらを見てる。


おじさん「何してるの?」
私「一人旅してます^^」
「そうか、記念館も行ってきたのか」
「はい」
「今夜泊まる所は決めてるのか?」
「いいえ・・適当に鹿児島のホテルにでも泊まろうかと・・」
「それなら用意できるから、とりあえず車に乗りなよ」
「ありがとうございます!!」

どうやら建築士の方で、欲しい物はすぐに買えるほどの財力を持ってるようだ(車や持ち物から推察しただけだけど)。
そこからおじさんの友人の方のところへ行き、部屋を一つ貸していただけることになった^^

夜も更けてきたので、おじさんの家で家族と共に夕食をいただいた。
キレイな奥様、温かみのある木で出来た家、礼儀を覚えだした子供が二人。
楽しかった。
家族でご飯。
当時の私にとっては数年間味わったことの無い感覚だった。
嬉しかった。
善意が嬉しかった。だから・・謝りたくなった。。

まぁそんな複雑な心境の中、夕食は終わり、おじさんの友人の方のところへ行き、寝袋で一晩過ごす。
さて・・明日はどうしようか・・。
でもとりあえず疲れたので、すぐに眠りに就いた。
つづく

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