Poetry | 歪な欠片の囁き
蒼い夜
駆け抜けた絶叫
涸れた眼差し
焦がれた灼熱の陽光
君の前髪に舞い降りた雪に口づけをしたあの日
種明かしは架空の常識を遥かに超えた
エゴイスティックに君を貫いても
耐えられない静寂が降り注ぐ
君を赦したら‥
私も枷が一つ取れる気がしたんだ
君を赦したら‥
私も赦して欲しくなった
あの日私の首にかけた手を数秒間‥
許していたっけ‥
時を‥
殺めて‥
私の時を‥...