Poetry |陽炎
数多の包容の調べ
静寂は朝焼けを彩った
取り繕った嘘笑いは要らない
幾多の邂逅の旋律
罪悪は夕闇に消え去った
逸る鼓動を痛みでごまかした
孤高を問えば
落胆と絶望が待つ
其処に差し伸べられた手は・・・
欠落した心身と
幾つ数えて眠れば
その手に辿り着けるだろうか
弄ばれる感覚も余興
嘘笑いが寂しさより
哀しさを生み出すのだ
冬が また来るね
君の居ない 冬が来る
2009/1...