数多の包容の調べ
静寂は朝焼けを彩った
取り繕った嘘笑いは要らない
幾多の邂逅の旋律
罪悪は夕闇に消え去った
逸る鼓動を痛みでごまかした
孤高を問えば
落胆と絶望が待つ
其処に差し伸べられた手は・・・
欠落した心身と
幾つ数えて眠れば
その手に辿り着けるだろうか
弄ばれる感覚も余興
嘘笑いが寂しさより
哀しさを生み出すのだ
冬が また来るね
君の居ない 冬が来る
2009/1...
Poetry |虐げられた魂の為に
言の葉を紡ぐ
解けかけた絲を繋げるように
螺旋の彼方
雲路の行方
老婆は横たわり
幼児がおかしな顔をする
雑踏を踏み鳴らし
救いの鐘が鳴る
小さく口ずさんだ
無邪気な鎮魂歌
移ろう時分の中で
虚ろな眼をした囚人達
いつか細波のように
水面の波紋のように
澄み渡ればいい
言の葉を紡ぐ
いつかの無くした鎮魂歌
2009/10/31 Written by漣 風華...
Poetry |笑い嘘
もう、叶う事は無いのね
貴方の背中は飽きてしまったわ
もう、願う事も無いのね
嘘笑いはお見通しなのよ
それなのに
どうして胸が痛む
舞い遊ぶアゲハに成れれば
愛でてくれるのかしら
すり寄るネコに成れれば
愛玩してくれるのかしら
二人だけの暗号
笑い合っては
零れ落ちたグラスワイン
知らない慟哭に
知らない心音に
ずっと知らないままに
幾度も名前を呼びました
幾度も温もりを思い出しました...
Poetry |早朝の葬列
かき上げる黒髪も
柔らかな指の肌も
総てを包みたくて手放した
ずっと
其れに捕らわれたまま
きっと
貴女を夢見たまま
一緒に過ごした連日連夜
白くなった貴女に
涙がとめどなく流れます
意味を求め続けては
果てない道を知り
拳を握り締めては
血の汗を流しながら歩いた
小さな鼓動を大切に
あと少し
貴女の胸で眠らせて
2009/10/31 Written by漣 風華...
Poetry |Way to Love.
上手な愛し方とは何だろう
ただ貴女の笑顔を望んで
貴女の幸福を祈ってはいるけれど
私は貴女に触れたくて
貴女を傷つけては泣かせてばかりだ
叶わない恋だとしても
愛なら叶うだろう、と、、
ただ私の名前を呼ぶ声が
余りにも愛しくて、愛おしくて
貴女への想いを語る
叙情詩が見当たらない
私の痛みを伝える
散文詩が見当たらない
正直な愛し方とは何だろう
これを愛と呼ぶのなら
貴女のところへ運んで...
Poetry |Dead or Love.
砕かれた心の破片に
君は祈りを捧げた
繋がれた躰の芯部に
君は詩を与えた
それは冬の始まりでもあって
終わりでもあった
遅かれ早かれ土に還る
それを言い訳に
辿り着いた君を抱いた
凍てついたペンで
詩の続きを書けない私を
撫でては果てを知らぬ夜伽
一つであった筈の
魂の行方を探しては
哀しい眼をする君を憂いた
振り子は傾いた
雨上がりの蒼空が眩しかった
私は私にお別れを告げた
君の瞳...
Poetry |君よ傍に
いつものたわいないメール
儚くも健気な僕達の記す証
いつものたわいない会話
幼くも確かに僕を癒やすんだ
あの夜
冷たい風と共に孤独を感じたんだ
あの朝
温かい頬に触れて愛しさを感じたんだ
確かに僕達は此処に居て
今、確かに生きている
だから恋だってするし
傷ついたりもする
世界を恨んだり
世の中を憎んだり
下唇噛んで過ごして居ないかい?
自由は其処にあるんじゃなくて
感じるモノ携えるモノだ...







