少しずつ風が水を失い始める
見上げた空の色が青みを増す
彼岸花がその色を咲かせる季節
君は何処に居ますか
君は何を見ていますか
あの日二人で見た月の約束を
今でも覚えているよ
星達が流れて
悠久の刻を刻む様に
優しく優しく
君を思い出した
君はまだ歌っていますか
君はまだ笑っていますか
二人の空は絶え間なく広く
儚い命すら抱き締める
流れ零れる涙
ほんの一時の幻で
暖かく暖かく
君を抱...
Poetry |揺り籠の仮装劇場
君を知らなかった
愛してくれと叫べば良かった
君を知った時
愛していると叫べば良かった
例え架空でも
気持ちは真実だから
夕闇に沈んだ
一方通行の歪み
火照った体を水で癒やし
ネコの瞳に見透かされる
確かにあった
そこにあった
君が赦した愛
私が許せなかった愛
例え現実でも
君を愛しているよ
Please think about it.
2009/09/17 Written by...
Poetry |刻重ね
幾重にも束ねた願いの渦
幾重にも束ねられた災いの種
幸か不幸か
真実はいずくにか
脆弱な君の躯
脆弱な私の心
貴方を
貴女を
アナタを
赦せない
陵辱すれば絶頂を迎えられますでしょうか?
覚醒するドス黒い魂
紅色の瞳が疼きだす
愛してる
愛していますわ
故のアイアンメイデンLOVE
2009/09/17 Written by漣 風華...
Poetry |終焉の庭
定義は収束された
巧妙に騙された夢
我々は常に死んでゆく
我々は常に生まれてゆく
其れも夢
仮に愛だとして
仮に事実だとして
其れも夢
嗚呼、終焉の庭
愛すべき場所よ
さぁ禁断の夢を見よう
さぁ致死量の果実を口に
夢のまた夢
私の血液は綺麗かい
私の骨肉は美味しいかい
夢のまた夢
嗚呼、終焉の庭
信ずるべき場所よ
白き焔に燃える心臓
総ての灯火に与えよう
慈愛の想いを
2009/...
Poetry |執愛
空の香り 溶けゆく雲
それすらも見えなくなって
貴方が
ただ貴方が欲しかったの
恋に焦がれて墜落
慕情はいつしか執愛へと
あの日
貴方の紡ぎ出した
言の葉に私は救われました
貴方の自然なままの
笑顔に私は救われました
貴方の好きなご飯
今日も作って待っていました
日が沈む頃
駅のホームで貴方を待っていました
交わした口づけも
重ねた体温も
忘れられず
貴方から誘発した必要悪
狂おしいほ...
Poetry |雲間の眼
幻覚に溺れた夜行性の君
気が触れて耳を塞ぐ
呼吸は乱れ
目は天を見れない
慈愛を求め
眠りを忘れ
底知れぬ絶望と隣り合わせ
豪雨に打たれるのが好きで
注射を打たれるのが好きで
邂逅を恐れ
静寂を愛す
強がりを言う君が好きだ
痛むのは君自身
傷むのは私自身
サヨナラに浮かぶノイズ
君の涙を舐めて
君の笑顔だけを待ってる
空が綺麗だと…
知らなかった二人…...
Poetry |君が笑う
美しく滅亡を咲かせた
君の優しさが愛おしくて
そっと手折ってみただけなんだ
夢見がちな脳
蓮の葉で焼いた君の太もも
何より君が誘った
私の食欲
仰ぐ天界の淡き蒼さ
君の広さが愛おしくて
そっと泣いてみただけなんだ
科学者の脳
絶望を思い知らされる君の瞳
君に感染した
私の死相
君を愛したこの手で
誰かを救えるの?
君を救えなかったこの手が
私を傷つけ続ける
美しく滅亡を咲かせた
君の優し...







