Poetry |雲間の眼

この記事は一年以上前の記事です。

幻覚に溺れた夜行性の君

気が触れて耳を塞ぐ
呼吸は乱れ
目は天を見れない

慈愛を求め
眠りを忘れ
底知れぬ絶望と隣り合わせ

豪雨に打たれるのが好きで
注射を打たれるのが好きで
邂逅を恐れ
静寂を愛す
強がりを言う君が好きだ

痛むのは君自身
傷むのは私自身
サヨナラに浮かぶノイズ
君の涙を舐めて
君の笑顔だけを待ってる

空が綺麗だと…
知らなかった二人…

2009/09/16 Written by漣 風華

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