Poetry
「ごめんなさい。」 「そんな言葉は要らない。」って何度も言ったよね? 君の仕草は小粋なドラマを醸し出す。 「さようなら。」を聞かないように過ごしてる。 「忘れた。」なんて言わせない。 何度でも言ってあげる。 「信じろ。」なんて言わないよ。 そんなものは口で言うものじゃない。 真実を求めた君は死んだ。 真実を目指した私も死んだ。 結局我々はしくじった。 それでも言わねばならぬだろ? 人類...

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具現化した妄想が 或いは思考の媒体であった苦渋 慟哭の朝が 儚くも蹂躙と奉仕の定めであった理性 ホルマリン漬けの君を抱き 思い出を語ったよ 理不尽を絵に書いたような 君と私 表と裏の戒 どうして私が生き残った… あんなに強かった君が死… 食物連鎖のように恥が君から私へ 辛辣なる条理を突きつけては逃避する 焦燥と真摯な戦略が 或いは未知なるフリークの蹉跌 異端を着飾った君は私を探して殴打する...

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エピローグ”処刑台にて” 愚問 心の臓を握り潰す不協和音 壊滅のインプロヴィゼーション そう、十字架には髑髏を 血化粧が白い肌を刃にする すれ違うだけで打撲3発 病歴は素数2の真実と108連符の邂逅 零下273度の狂気 うん、そろそろ心臓限界 手を差し延べる速さで 腕に刻んだ証すら 脆く崩してしまいたかった 語り方を学ばなかった 遠かったのは自業自得 殺意の赴くままに 懺悔はしない ...

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月が揺れて 心が冷める ここは透明 ガラスの棺 足を掴み、走れと唸る こんなにも私を憎む 白山 青雲 黒海 廃屋が無様に飾り付ける 殺意が無数の風に呑まれる 君が果ててしまわぬ様に この距離で傷つけ合う 私は翼をもぎ取られ 君は風を読めぬ凡夫 樹海に沈む 傍若無人の 死神の行列...

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胎内 モノクロ 戯曲は絞殺で終演 点滅する天命を盲信 戦争 翻して不毛な信心 恍惚 而して破壊の因習 犠牲を愚弄 懺悔は口実 堕胎 立志 昏迷 青雲に煌めかせた 希望 劣等 敗北 必要なのは? ∑真実? Δ真実? ∫真実? 否 真実の破壊...

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天を見下す孤高の真実 されど其れは序章に過ぎず 狂気の氾濫の幕開けだった 高潔で残酷で美しい君 偽りの仮面に託された殺意 君は閉じこもり私が見透かす 酒宴に蔓延る劣情を喰い漁り ドサクサに紛れて君を攫う 君から始まる It’s show time!! 君の瞳で世界征服 ハラショー!! 不眠症の私の悪夢 サイコパスの夢魔 君は痛々しいトマトを丸かじり 愛おしく私の頭を撫でまわす まも...

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ここが私の絶対領域 アナタが呼んでる 「  」 そこに私の名前は無い 良いの… ここが私の絶対領域 アナタすらも入れない 奇妙な痴女 蛾を愛で依存 アナタが誰かを呼ぶ 「 … … … 」 それが答えなの? 切り裂いて血まみれ 跪いたアナタの歪む顔 私の微笑 ”アノ頃ミタイニ愛玩シテヨ” ”今ノ私ニ哀願シテヨ” そうしてくれるなら嬉しくて握り締めた凶器を動かさないであげるから 1か0 そ...

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