Poetry
夏が愛したアナタの背中を ゆっくりと撫でてみる ぐっすりと眠ったアナタは まるで子供の様で アナタを愛したわけじゃない ただ依存しただけ あたしの躰をゆっくりと這う舌に 命すらも委ねてみたかった 星の彼方を二人で眺めて 繰り返し祈って居ました アナタに愛されたかった アナタに殺されたかった 見つめられ 動けなくて 囁かれ 苦しくて ただ苦しくて 寄り添った過去を拭えなくて 独り枕を濡...

Read More

Poetry
この心を叩くのは誰? この胸に抱くのは何? 絶望の快楽の中で 生まれゆく混沌の真実 正しさの中で 虚しさを抱く邂逅の余韻 願い 祈り 悠久の刻を経て迎えに来て・・・ 祈り 切望 私の言葉が君の心身に響いて・・・ 無力な私でも 詠えるだろうか 美しさすらも 分からなくなっていた 私に 光が差して 浄化されゆく心を 私は与えてゆく 2009/09/03 Written by漣 風華...

Read More

Poetry
ずっと 夢を 見ていました アナタの 夢を 見ていました ねぇ 今のアナタは 笑ってるのかな? 泣いてるのかな? たった一言の過ちを犯した二人だから もう見える(まみえる)事の無い二人だから きっと君はうつ伏せて 微笑んでるのでしょう どんなに離れて居ても 焦がれています どんなに見えなくても 慕情くらいは許して下さい 夢ですらも 苦しいよ いずれは朝が来る事が 掛け違えた ボタンの様に...

Read More

Poetry
寄り添う時間すら失って それでもただアナタを想って 近づく程に遠く感じ それでもアナタの口から聞かせて 虹の彼方へ行こうと言った あの言葉を今でも待ってるよ 記憶を巡り辿り着いたのは いつでも輝いていたアナタの笑顔 朝焼けに咲いた アナタの優しさ いつだって独り 藻掻いたアナタ 柔らかい風の様に アナタを包み込みたいよ ずっと必ず明日を アナタと歌い続けたいよ いつだって明日のアナタを...

Read More

Poetry
冬色に染まった君へ捧げる純憐歌 雪降る金曜日 君は玄関前でずっと待ってた 空晴れた日曜日 君は俯きながら扉を開けた 君の残り香が怖くて 私も部屋を後にした 雪がちらつき まるで二人の心の様 最後に交わした 愛撫の感覚が消えない 最初に交わした 舌の交わりですら・・・ 二人の吐息を重ねて 刻を忘れて・・・ 2009/08/29 Written by漣 風華...

Read More

Poetry
悠久の言の葉の邂逅の中 無限は収束する 君に幾つ与え 君に幾つ与えられただろうか 君を幾つ知り 君は幾つ知っただろうか 矛盾が行き交わす 混沌の街で いつしか君と出逢い いつしか君と共に居る 携えた痛みも悦びも 数えればきりがなく 共に交わしてゆこう 命の杯 悠久を胸に秘め 2009/08/27 Written by漣 風華...

Read More

Poetry
悲しい音は置いてゆこう きっと二人で歩めるから 君が痛みの壁にぶつかって 泣きたい夜がきたなら 私が傍に居るから大丈夫 樹木の葉が茂る季節も 大地が白く塗られる季節も 私は傍に居るから大丈夫 私を暗闇から救い出してくれた 掛け替えのない君だから どんな時間も惜しくはないよ 白く輝く朝も 赤く暮れゆく夕方も 君の香りを想うよ 幼い私の地図には いつも君が居るから 足元に広がる茨の海ですら ...

Read More