Poetry
当たり前の様に 季節は過ぎ去り 当たり前の様に 君は傍らに居て 真実は虚無だとか 運命は迷信だとか そんな僕を好きな君が好き 当たり前の毎日が 失われない様に 当たり前の毎日が 幸福と思える様に 世界は移り変われど この刻を大切に 大切に温めたい 何かに怯えて 何かに縋って そんな毎日を送るより 生きる勇気を 生きる希望を 君に与えるから 朝焼けのコーヒーを 一緒に飲もう 20...

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生きたいよ 本当は叫びたくて 溢れる涙に 託したくてでも幼くて 愛しているよ 本当は伝えたくて いつか泣き止んだら 笑って言えるかな? 独りきりの夜が多過ぎて 夢の中のキミにすら 恋してしまった 生きていく事より 本当の希望は 死ねる事 そんなボクを叱ってくれる キミを本当に愛していた 揺れる鼓動に キミを映して遊んでた いつか夢見たキミの笑顔 失ったのが自分だと知っていながら 罪を嘆く...

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さぁ謳い上げろ 拳を掲げて 命の咆哮を 曇り無き眼で見据えろ 鋼の心身で携えろ 口ずさんだなら邂逅 瞳を上げて進め ほら、手の温もりが伝わるかい? ほら、高鳴る心音が聴こえるかい? 移ろう季節の中で 唯一無二と悟ったなら 足掻き苦しめ 糧となるまで足掻け やがて空は晴れ 刻の流れの中 君は歪みを撃ち破る 風になって進め 愛おしさを拳に込めて 2009/09/11 Written ...

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小さな声が聴こえるの 誰の声? 小さな声が聴こえるの 遠くで小鳥がさえずる様な 小さな歌が聴こえるの 誰の歌? 小さな歌が聴こえるの 誰かの心の中の鎮魂歌の様な 眠れない夜 紅い液体に満たされた 冴え渡る暗闇 白い錠剤で満たされた 小さな眠りが誘い込む 夜明け前の鬱屈 2009/09/10 Written by漣 風華...

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どうか  どうか教えて下さい 総ては  総ては夢だったと 包帯まみれの君 フェティシズム 焦がれたよ 心から愛でていたよ 蔓延って浸食し合う 叙情詩に嫌気がさしました 手足を無くした君 潤いDollis 同じ痛みと 同じ愛を語り合った どれだけの夜が詠う・・・ ありきたりの愛が嫌いでした 明日消えゆく君に その虚ろな瞳に 変わらぬ刹那を 変わらぬ宴を咲かせた 交わし合った伽が どれだけ...

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一縷の望みですら 崩れ去った 崩れ去った まだ何も知らないのに まだ何処も触れていないのに これで終わりなのですか? ずっと焦がれてました ずっと哀しませてばかりでした 貴女さえ笑えばと まるで道化の様に 寄り添う日を ただ  ただ夢見て 貴女を想った連日連夜 貴女の哀しみが私へと 私の喜びが貴女へと 現実はその逆で 笑顔さえ切なくて 泪さえ儚くて 事実に背中が痛い 刹那の邂逅を持て余...

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妖艶な輝きを放つ 君の背の漆黒の翼 かの地に降り立った 真実の花弁 唯一つの穢れ無き 寡黙な血液 純白の衣を纏い 邂逅を笑う 緑白の液を飲み 辛辣に詠う 嗚呼 永久なる調べよ 此の熱情を伝えよ 嗚呼 泡沫の調べよ 此の劣情を奪い去れ 嗚呼 嗚呼 刹那の中で賜れよ 静寂は喧騒を超えた 絆の証しを弔おう 2009/09/09 Written by漣 風華...

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