Poetry | DOLLS

この記事は一年以上前の記事です。

コレは知りませんでした
一番でなくて依々なんて

窓際にアナタの写真を飾りました
無口が取り柄の私だから
枕をアナタの好きな香りにしました
盲目が取り柄の私だから

お家には帰るのね
愛して居るのね
其れで善いのよ
アナタの笑顔が好きだから

夕食もアナタの好きな料理作りました
食べて帰らないアナタなのに
伽もアナタ好みの全てにしました
プレイだけのアナタなのに

携帯に出てくれないのね
其処に居るのね
其れで善いのよ
アナタの狂言が好きだから

いつか私が鼓動を止めたとしたら
泣いてくれますか?
笑ってくれますか?
実は喋れると知ったら
実は解ってると知ったら
叱ってくれますか?
諦めてくれますか?

生涯全てが無駄でした
それを捧げるだけの私でした
傷跡を美味しそうに舐めてくれました

私の事を知らない盲信者 ア ナ タ
生涯妾DOLL ア タ シ

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