Poetry |雨と涙
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雨に流れ流されて
泣ければ楽なのに
あたしの心は閉ざしたままで
踊るシネマの真似
叫んでみせた夕闇
駅のホームで衝動に駆られる
帰ってこない小鳥
シンクロ君あたし
さぁ飛び込んで理想の世界へ
閑散とした嘆き声
忘れられた心の臓
あたしの骨は声さえ無い海へ
孤独の雨に晒され
刹那に泣き崩れた
翳した掌は余りに小さく薄く
過ちは不眠を施し
あたしの心は未だ閉ざしたままで
触れないで去って
あたしの心は知らないままで
2009/11/13 Written by漣 風華
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