Poetry | Dolly

この記事は一年以上前の記事です。

こんな形でしか伝えられない自分でごめん
口を開けば不器用に傷つける言葉しか出ない

君だけが知る涙を
君だけが知る握力を…

Dragに溺れた吸血少女

繊細過ぎる君は駆動する世界に翻弄される

刹那
殺意

痛みより退廃を擁した

君が忘れた靴は
歌の中に編み込まれている

透明の衣を纏い
心中する双子

虚ろな眼で
幾度もの死を妄視する君

Dolly
Dolly…
失いかけの淡い死

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.