Poetry | 風×罪

この記事は一年以上前の記事です。

朝日をくわえ込む様な貴女の欠伸
狼狽えて今日も嘔吐します私です

貴公のケロイドを無理矢理引っ剥がして
そのお粗末な素肌を大衆の眼前に晒してやろうか?

嗚呼、連動する慟哭も
愛し合った傷痕も
ただならぬ気配より安堵を選択した
二人故の邂逅

この両腕が許される事よりも
貴公がその沼を色染めする事を望みます

かの二人が携えた命途はたゆたう花弁の如く…

風…卑しくも戯曲

華…高貴に放浪

君の白く温かい豆腐と私のバブルリング

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