Poetry | 朧月

この記事は一年以上前の記事です。

かすかに香る覚えのある香水
それは幻嗅だったけど
確かに香った

気配がして振り向いた
それは気のせいだったけど
あの日を思い出した

さぁ
荷物を持って
君に会いに行くよ

せめて
夢であっても
君に会いに行くよ

残り香に泣いた
ここに居た証拠に
形では無いけれど

込み上げる憂愛
染み込んでゆく親愛
零れ落ちる恋愛

さぁ
荷物を持って
君に会いに行くよ

せめて
夢であっても
君に会いに行くよ

この町が君を見つけ出して
私の処へ連れてくる
この夜が私を駆り立てて
君の処へ連れてゆく

これは夢じゃないから
君に
君に会いに行くよ

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