Poetry | 時計仕掛けの口づけ

この記事は一年以上前の記事です。

真白な壁に隠された
真黒な罠に魅了される

汚れの無い欲情
即ち空前の絶美

永続する幻覚
偽りという優しさ

落涙は朝日すらも沈めた
果てを巡る星宿

君を追いかけて死んだ夜空
街路樹には雲が口づけをする

求めて傷口を引き裂いた
そんな君は賭けを知らない

閉じる

熱い…まぶた

歪む

紅い…モザイク

心…焼ける

私の…焔

落下

時計仕掛けの口づけ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.