Poetry |孤独は耽美に色づいて
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孤独は鬱屈を越えた
一つ 歪んだ鏡の中
闇は光すら蹂躙する
二つ 膨らんだ夢幻
さんざめく夜空草花
三つ 孤児のお伽噺
生まれ落ちては嘆く
四つ 世迷い憂い事
慰めより痛みを欲す
五つ 意味を失う形
奪われ絶落する心音
六つ 骸と成るまで
シンクロしては空前
七つ 嘆きの失楽園
病魔の囀り深夜の宴
八つ 約束は捨て詞
九つ 孤独は耽美に色づいた
十で 刻の終わりの鐘が鳴る
2009/10/15 Written by漣 風華
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