Poetry |命
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魂の焔
暁光の真実
泡沫の邂逅
いずれ去り行くは定め
悠久の彼方
例え夢幻だとしても
携えた灯火
一人から始まった
二人で始めた
虚ろな極彩色の世界
色映えて
無常の虚空に委ねた
祈りの咆哮
此の華を愛した様に
希望を愛した
物憂いては嘆くのなら
そこに意は在るか
蒼空高くへいざ行かん
君の手は離さない
しんしんと降る雪道を
踏みしめて
枯れ果てぬ境界の支配
出逢いは必然と
散らかった傷跡は
聖なる形而上的事実
揺り籠で砂遊び
何より弱く何より強く
掲げた拳
心を解き放て
頬を伝う涙を
舐めては噛み締める
咲き誇るは
君の焔・・・命
2009/09/22 Written by漣 風華
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