Poetry |叶わぬ願い

この記事は一年以上前の記事です。

懐郷の調べに覚えた
あれはいつの事だったの

抱かれた温もり
ゆっくりと忘れていって
口づけの香り
ゆっくりと無くしていって

其れにすら慣れて
絡んだ絲は脆く崩れ落ちた

君に何を伝えれば
善いのか分からない

口癖を伝えようか
「私達、幸せ?」

ホントはね 分かっていた
私が君の何なのか確かめるのが
ただ 怖かっただけ

今になって振り返れば
傷つけ合い その度に慰めあって
いつか終わると分かっていた

抱き締めて欲しい
ただ 傍に居て欲しい
それだけ それだけなの・・・

2009/10/11 Written by漣 風華

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