Poetry |アナログの早朝
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白煙に踊らされた
寝付けない夜
ただずっとアナタを
待っていたの
アレから幾つかの
夜を数えて
本当の家に帰る
アナタを見送る早朝
嫌だと言えば良かったかしら
そんな女じゃないもの
バーボンに慰められ
頬を紅くして
呆れた様なアナタの
顔を思い浮かべるわ
テーブルに置かれた
涙のコインの数を
数えては眠る
アナタが居ない早朝
帰ってきてと泣けば良かったかしら
そんな女じゃないもの
一緒に見た月を
数えて眠る
重ねた口唇を
数えて眠る
いつも寂しそうなアナタを
好きよと言えない私のペルソナ
2009/09/20 Written by漣 風華
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