Poetry |Karma(業)

この記事は一年以上前の記事です。

予兆を纏ったキミが哭いた
知っていたんだ きっと
其の躰を必死で支える脚が儚くって
思わず(うん きっとね 本当に 思わず)
引き千切ってみただけなんだ

キミの笑顔を今でも街角で探してるんだよ
スクランブル交差点の向こう側で
はにかんだ口元がボクの名前を呼んで
信号が変わるのを待ち遠しそうに見つめるキミ

タバコを口にする手を引っ張って
その口にボクの唾液を注ぎ込んだ
キミの思考回路をぶった斬って
ボクだけを埋めつけたかったんだ

キミの視界にボクの顔 キミの聴覚にボクの心音
キミの嗅覚にボクの匂い キミの味覚にボクの味
キミの肌にボクの肌
キミにボクで = それはつまり = ボクにキミなんだ

触れ合えば それは静脈注射の様で
安堵を奪い 気づきを奪い デフォルトのキミはもう居ない
そんなキミが好きで 好きで 大好きで
毎日 毎日 壊し続けるんだ
無様に開いた口に 思いっきり穢れを注ぎ込んだんだ

キミはボクの躰のいたる所に
歯と爪を立てて 流れ出る赤を残さず飲み干す
いつか本当に二人が一つになれる日を
ただただそれだけを願い続けて

退廃のSpider Lily
振りまいたThick perfume
背筋を駆け巡る君へのDesire
脳内に鳴り響くDeep Bass

もう・・・赦してくれ・・

2010/12/04 Written by漣 風華

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