Poetry |皮肉にも可憐な嘲笑

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夜毎思い出す戦慄
あの日から途絶えた君の狂気

奏でたメロディーに
私は魂を賭けて惚れたんだ

夜毎思い出す旋律
あの日から止まない君の愛憎

憐れにも大地は自転を止めない
狡猾に下った審判に
君の涙を見たよ

境界線上に立ち竦み
逝く場を失った
飛べない天使
刃を自らに突き刺した

もう会えないんだね

愛し続ける事くらいは
許されるだろうか

2009/09/18 Written by漣 風華

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