Poetry |届かなくて-でも-知っていて

この記事は一年以上前の記事です。

こうして一緒に居られるのは
いつまでなんだろうね
君が時々大きな声で沢山のものを否定する
きっと大きなものを否定した罪への罰なんだろうね

一体いつまで傷つけあう日々が続くんだろう
それでも行く宛ても 帰る宛ても 無くした二人は
ガラクタだらけの部屋で 赤い液の流れない刃物を振り回し続ける

流れ星 一緒に眺めたね
こう願ったんだ
一つの涙が乾くようにと

流れ星一つ 涙一つ
ずっとそうやってやってきたから
二人で居た時も
同じ事を願ったんだ

君が欲しいものも
君がして欲しがっていた事も
本当は分かっていたんだよ
それに

それは同時に私の願いでもあったんだよ
秘密にしておくつもりだったんだけどね
言っちゃった・・・

ただ怯えて過ごす毎日よりも
ただ君の笑顔の為に 私は居なくなります
何を伝えようとしても
全てが 全てが遅過ぎるかもしれないけれど
想いだけを残らないところに置いてゆきます

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