一人旅-Part9
前回の続き。
夜が明けて、彼女が言った。
「家に 帰ってみようかな。」
理由を聞いてみた。すると
「本当に、全部捨てようと思ったけど、
貴方みたいな人と楽しく過ごせて、私・・すっごく久しぶりに笑ったんだよ。
そう考えてたら、娘に逢いたくなってさ・・。」
その時、安堵する私が居た。何に安堵したのか・・気づいていたのに気づかにふりをした。
「一緒に・・来てくれる?」
女性の頼みは断らないので即答で...