一人旅-Part1

この記事は一年以上前の記事です。

そういえば、ちゃんと書いた事がなかったね。

2003年10月
大学二年生の夏休みの終わり
私は一人旅に出ました。


ずっと、答えが欲しかった。
自我が芽生えた幼い頃、人の痛みが全身を貫いて、私の宿命を幼心に受け止めた。
何を読んでも、何を聴いても、何を食べても、どれだけ階段を上っても、私の知りたかった”其れ”は無かった。
大きな階段を沢山のぼって、ある日突然、目の前に現れた”其れ”は”段”とはとても呼べない・・分厚い扉だった。
その時はね、ただ知りたくて知りたくて仕方がなかったんだ。
でもその扉には鍵穴が無かったから、私は扉を理屈で壊した。
欲しかったモノはその時に全部手に入った。
総てが透明に見えた。総てが・・ね。

欲しかった”其れ”が手に入ってしまったら、疲れたんだよ。
だから私は旅に出ることにした。
野垂れ死にする為の場所を探しに。


広島県東広島市西条駅発
とりあえず鈍行で西へ。

そして早速、人生で初めての野宿をする事になる。

つづく。

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