Poetry |二人

この記事は一年以上前の記事です。

悲しい音は置いてゆこう
きっと二人で歩めるから

君が痛みの壁にぶつかって
泣きたい夜がきたなら
私が傍に居るから大丈夫

樹木の葉が茂る季節も
大地が白く塗られる季節も
私は傍に居るから大丈夫

私を暗闇から救い出してくれた
掛け替えのない君だから
どんな時間も惜しくはないよ

白く輝く朝も
赤く暮れゆく夕方も
君の香りを想うよ

幼い私の地図には
いつも君が居るから
足元に広がる茨の海ですら
私は歩いてゆける

綺麗な音を携えよう
必ず二人で歩めるから

2009/08/26 Written by漣 風華

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