Poetry |知らずの焔

この記事は一年以上前の記事です。

君無しでは もう
生きてゆく事すら難しく
眩しく晴れた 蒼空
君の胸を想い躰を委ねた

夜明けを共にする事の
許されない二人だから
せめて今だけは

まるで加害者の様な
罪滅ぼしの為の涙が
余りにも愛おしい

指折り数えた今日
君への口づけが哀しくて
これ以上無いくらい抱き締めた

指折り数える明日明後日
泣きながら応えてくれた口づけが
いつまでも いつまでも

同じ球根の様に
寄り添って眠りたくて
もう何も欲しくないから
君の 首を 絞めた

2009/10/05 Written by漣 風華

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