虚無への考察

この記事は一年以上前の記事です。

総ては閉じゆくもの。
消えゆくもの。

いずれは総ては無くなってゆく。

嗚呼、この希望。
嗚呼、この光。

私は小さい頃から、ずっと・・・ず~っと、この虚無を携えて生きてきた。

この命だけに留まらず、この星に留まらず、この宇宙に留まらず、
その他の総ての事象はエントロピーの法則に従う、と。
幼心にもそれを真実と疑わなかった。
今でもその虚無は私の中に棲んでいる。

無くなってしまうのなら・・・
消えてしまうのなら・・・
いっそ・・・

私は虚無を愛し、虚構を排除してきた。

生きること。ネゲントロピーの権化。
その意味も分かった。それもエントロピーの一部だという事も分かった。

総ての事象がつまらない、そう思って生きてきた。
いずれは無くなる物事。
いずれは死ぬ人間。

自分自身の闇の根底は此処に在る。

総てを数字で・・科学で裏づけし、そうして生きてきた。

何も感じない。
何も感化されない。
誰も私に触れられない。

今でもその闇が私の生活を脅かします。

アナタの手を差し伸べてください。

私を愛してください・・せめて傍に・・

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泉翼堂
風華の詩集 第一弾『思案の果てに』
風華の詩集 第二弾『紫漣』

“虚無への考察” への2件のフィードバック

  1. 😉 ウ~~~む・・・
    辛口コメントに成るかも知れませんが・・・ ❓
    風華サン、左脳思考の人でしょ? 生まれつき・・・
    しかしながら芸術の世界は右脳思考・・・
    と言うか左脳は使わない・・・
    今日、UP↑ された誌に風華サンの脳内思考が鬩ぎ合っている・・・
    引き裂かれた精神世界が表現されていて・・・
    意図的にそれを狙った・・・のかも知れませんが :mrgreen:
    誌の好きな人にウケない感じがしますヨ♪
    しかしながら表現者は読み手に迎合してはいけない。
    苦しさの行き場が無い様子が見て取れます。
    風華さん・・・ヤハリ怒りました???か・・・

    • 漣 風華 より:

      はい!左脳思考ですね~w
      あの詩、確かに、混沌を意図的に表現しました。

      なるほどね~w怒りませんよ^^ 😉
      確かに、好まない人も居ると思います。
      私は、それを承知で詩を書いています。
      でも、読んで欲しいのもあり、確かに葛藤しています。

      ご理解いただけて、ホントは嬉しいです(T_T)

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