Poetry |絢爛狂想曲

この記事は一年以上前の記事です。

自分の血の味を覚えてるかい?

失う事の何たるかを知らぬまま
得る事の何たるかを知らぬまま
薄気味の悪い笑顔を浮かべて長らえるだけの君の事を
君は何一つ知らないんだろう

そうやって無為に”続く”事を君が望んでいるなんて 君は思っているのかい?
”続く”事だけを望むなら 其処に居なくても其れは叶う
君と君の邂逅が君の始まりだった
だから君は渇くんだ

そんな君を観て
何度殺意を覚えたか分かるかい?
そうして君が
何度私に殺意を覚えることになるか想像できるかい?

この橋を一人で渡りきり
その先の5184段の階段をのぼり
そこから見える小さな村を夜に眺めるんだ。
一番遅くまで灯りが灯っていた家の住人を全員殺し
気球とパラグライダーを使ってここまで戻ってくるんだ

その時は君の生涯では到底得られなかったモノが
此処にあるから。
あと・・
あ、もう行ってしまったね
じゃあ此処に書き残しておこう
キミ等の為に

キミ等ごときが辿りつけるのは無の存在証明でしかない
呪をかけられたまま 箱庭の中でお遊戯会
知らないことを知らないまま 無駄な生を尽くす

浄化が必要だ

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