Poetry |心芯

この記事は一年以上前の記事です。

君の揺り籠で眠りたい

きっと定めなんだね

遠くを見つめ
私を通り越して
ずぅっと遠くを…

君の微笑みが
白い潤いを帯びて
優しい眠りを覚える

きっと祈りなんだね

君を見つめ
ただうたかたに
永久に君を…

川面のせせらぎ
舞う粉雪がしんしんと
赤く火照った頬を濡らす

君の揺り籠で眠りたい

これが想いなんだね

居場所を失って
名前すらも失って
それでも眠りたい

ただ…君の頬に気づかないキスをして

2009/09/14 Written by漣 風華

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください