前回 の翌朝。 宿主の方が”車出してやるから、行きたいところとか言ってみ?” と言ってくれたんだけど・・”行きたい場所”なんてのは無かった。 困った顔をしてたんだろう・・ おじさんは”じゃぁ、とりあえず指宿行ってみようか”と言ってくれた。 曇っていたけど、おじさんとのんびりドライブ。 池田湖 - Wikipediaの周りを車で周り、 どこかに立ち寄ったと思うが・・記憶に残っていない。 この日の...

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前回 の続き 記念館から下る坂道を歩いている途中 対向車線からクラクションが! 一度目は気に止めなかったのですが、二度鳴らされた時は視線を感じたので、顔を向けると 知らないおじさんがこちらを見てる。 おじさん「何してるの?」 私「一人旅してます^^」 「そうか、記念館も行ってきたのか」 「はい」 「今夜泊まる所は決めてるのか?」 「いいえ・・適当に鹿児島のホテルにでも泊まろうかと・・」 「...

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前回 の翌朝、何故か早く目が覚めた私は、とりあえず知覧へ。 電車と徒歩ですぐだった。 Wiki 知覧特攻平和会館 - Wikipedia 南九州市知覧 鹿児島県南九州市 ひとまず、記念館へ向かった。 特攻隊の出撃前の手紙を読みたくて。 敷地内に入ってすぐにビックリさせられた。 私の敬愛する神坂次郎による碑が建てられていた。 ”神坂次郎 - Wikipedia” 彼の作品は沢山読んだ。 ”本...

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前回 から一夜明けて、眼が覚めると昼過ぎ。 机の上に置き手紙 「今までありがとう。 貴方と一緒に居られて楽しかった。 でも、もう別々になろう」 彼女は31歳、私は19歳。 うん。予想通りだな。 そそくさと荷物をまとめてタクシーで駅に向かった。 駅から向かうのはただ一つ。鹿児島へ。 別に行きたい場所があったわけではない。 ただ、鹿児島に向かった。結構入り組んだ土地で、鹿児島までは時間がかかったけ...

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前回 から一夜が明け、とにかくまったりとぬるい空気の中で二人で過ごしていた。 変な空間に迷い込んでしまったかのように・・。 (実は昔からこういう空気が好きだった。 世界に思考と感覚しかなくなって、目の前の人が七変化w) 思えば・・この日にここから出るべきだったのかもしれない。 ただ、そう・・彼女は”蜜”じゃない。 一日二人以外の何も無い時間があって、更にその翌日。 彼女「職場に顔出してこようか...

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前回の続き。 夜が明けて、彼女が言った。 「家に 帰ってみようかな。」 理由を聞いてみた。すると 「本当に、全部捨てようと思ったけど、 貴方みたいな人と楽しく過ごせて、私・・すっごく久しぶりに笑ったんだよ。 そう考えてたら、娘に逢いたくなってさ・・。」 その時、安堵する私が居た。何に安堵したのか・・気づいていたのに気づかにふりをした。 「一緒に・・来てくれる?」 女性の頼みは断らないので即答で...

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前回の続き。 数日ぶりに人と共に眠った、あたたかい夜明け。 初対面だったけど、落ち着いて眠れたな・・何かが共鳴してしまってたんだろうね。 一緒にホテルを出て、とりあえずドライブ。 これまでの事を色々話したな〜。 見つけてしまったもの、壊したくなる衝動の話。 彼女の身の上話。 愛していた恋人を置いて、学校も辞める予定で・・というか野たれ死ぬ予定で単身出てきた私の話をのんびりと聞いてもらったな。 ...

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