Poetry | 歪んだ吐息

この記事は一年以上前の記事です。

もう戻れないよ
破った約束の数だけ
華は萎れた

帰る場所は無く
重ねた夢の数だけ
傷は増えた

ト・ラ・ウ・マ

聞き慣れた声が足を絡めとる
紫色の空が傷口を舐めまわす

暁に歪んだ吐息を混ぜ合わせ
君の障害を利き手で愛した

ト・ラ・ウ・マ

君の口唇が揺れるのを見ぬように…
白い月に祈り堕ちてゆく私

視界に映る空が一瞬腫れ上がり
消えない過去に殺意が芽生えた

トラウマ!!

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