Poetry | 皿に盛られた曼珠沙華
この記事は一年以上前の記事です。
ふと思うんだ 何も無いんじゃないかって
時間を覚えるのは あたしの仕事じゃないのに
欲しかったのは あたしなのに
なんで手に入らないんだろう?
ねぇ 教えて? 教えて・・教えてよ!
信号ばかり集めては ゴミばかり吐き出してる
表す記号を失った あたしの左腕は 泥ばかり掬ってる
システムはプログラム通りに動くなんて
叫んでた自分が馬鹿みたい 退廃ギリギリ
世界はシーソーじゃないんだって
そんなんだから 数えたての愛が泣いちゃってるよ
でもでも!でもね 体中のあちこちがむず痒いんだよ
人並みの生活なんか糞食らえだから あたしが欲しいよぅ
傍若無人に手が生えたようだって あんたはあたしを観察する
愛情過多に足が生えたようだって あたしはあんたを観察する
在るとか無いとか どうだっていい
何も出来ないわけでもない だって今ここに あたしが在るんだもん
結果論が欲しいなら 表も裏も一緒 それだけ
これであたしは救われた だけどあたしの肉体はあたしを阻害した
この寒さはどうして? この痙攣はどうして?
あぁでも そんな事言ってる場合じゃなかった
ごめんね あたしこれ以上やっちゃうと ヒトじゃなくなる気がするから
ほら 手を取って 行くよ!?
どうしようもない神様ってやつを殺しに行こう
一から創造するんだ あたしが途中で居なくなっても 立ち止まったら許さないからね
さぁ 時間だよ
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